茎わかめとはどんな食べ物か?
茎わかめとは、わかめの葉の軸の茎の部分のことで、シャキシャキコリコリとした食感が特徴的です。
磯の香りと硬くて塩味が強いのが特徴です。
食べ方としてはお浸し、佃煮として召し上がれます。
栄養成分
茎わかめに含まれる主な栄養成分は…
・食物繊維 ・アルギン酸
・フコイダン ・ビタミンK
・マグネシウム
効果・効能
食物繊維…茎わかめには食物繊維が豊富に含まれており、善玉菌を増やしたり、腸の運動を促すことによって腸内環境を整える効果があります。
わかめは低カロリーで満腹感も長く得られるため、ダイエットにも効果を発揮します。
アルギン酸…アルギン酸には整腸作用の他にコレステロールの低下などの効果があります。
フコイダン…フコイダンは免疫力を高めたり、ガンの抑制にも効果があるとして注目を集めている栄養素です。
ビタミンK…ビタミンKには、カルシウムを沈着させて骨を強くする働きがあります。茎わかめは、1日に必要なビタミンKのほとんどが補える上に、
カルシウムも豊富に含まれている為、骨粗しょう症予防に効果的です。
マグネシウム…茎わかめには、マグネシウムや鉄などのミネラルご豊富で、マグネシウム300以上の酵素のサポートをし、
エネルギー代謝に深く関わっています。
また、マグネシウムは、長時間不足すると骨粗鬆症や心疾患、高血圧などのリスクを高める可能性があるので、不足しないように心がけることが大切です。
茎わかめの食べ過ぎ
・下痢・腹痛…茎わかめを食べ過ぎると、食物繊維が豊富に含まれているため取りすぎると、下痢や腹痛の症状が出てしまうリスクがあります。
食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に大きく分けられており、 水溶性食物繊維 は便を柔らかくし、腸内の善玉菌のエサになることで腸内環境を良くします。
水溶性食物繊維を多く摂り過ぎると腹痛や下痢、便が緩くなることが起きてしまいますが、一方、 不溶性食物繊維 は便のかさを増やし、腸の動きを良くします。
・塩分の摂りすぎ…販売している茎わかめの多くは塩で味付けをしている為、特に塩分の過剰摂取によりむくみが生じてしまいます。
・1日何個までなら大丈夫?…茎わかめ1日20gまでを目安に摂取するといいそうです。