７月３０日（日）は土用の丑の日！

2023.07.25

アイデアレシピ商品紹介

こんにちは、通販スタッフのあべです。

夏になると耳にすることの多い「土用の丑の日」。

2023年夏の土用の丑の日は、7月30日（日）です。

この時期になると、スーパーやテレビなどで美味しそうな鰻を目にすることが多くなり、暑い夏は鰻を食べて乗り切りたくなる人も多いのではないでしょうか。

今回は、土用の丑の日が近づいているということで、

・うなぎの由来

・土用の丑の日とは

・どうして土用の丑の日にうなぎを食べるのか

・うなぎの栄養素

・東西の蒲焼きの違い

についてご紹介していきます。

うなぎの由来って何？

万葉集の中でうなぎを「むなぎ」と呼んでおり、「む」は身を、「なぎ」は長し（長い）を意味しており、身の長い生き物のむなぎが生じてうなぎになったと考えられています。

土用の丑の日って何？

土用の丑の日とは、夏の土用の期間にある丑の日のことです。

※土用＝五行思想に基づく季節の変わり目を意味する雑節で、四季の四立（立春、立夏、立秋、立冬）の直前の約18日間を指す）

※丑の日＝十二支（干支）に基づく日付のこと。このため、夏以外の季節にも土用の丑の日は存在するが、一般は夏のもののみを指す）

なぜ「土用の丑の日」に鰻を食べるの？

江戸時代、夏場にうなぎが売れなくて困っていた鰻屋の主人が、学者である平賀源内に相談し、「本日土用丑の日」と書いた貼り紙を店に張り出すことを進めたところ、鰻屋は大繁盛し、他の鰻屋もまねるようになり、次第に土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したと言われています。また、土用は季節の変わり目であり、体調不良になりやすい時期のため、昔の人は栄養価の高い食べ物を積極的に摂るようになり、栄養豊富な食べ物である鰻を土用の丑の日に食べるようになったと言われています。

うなぎの栄養素って何？

１．ＤＨＡ・ＥＰＡ

ＤＨＡには、脳の発達促進や視力の低下予防、動脈硬化の予防改善をする働きがあり、

ＥＰＡには、高血圧予防や炎症を抑える働きがあります

２．レチノール

レチノールは、ビタミンＡの主成分であり、脂溶性ビタミンに分類され、目や皮膚の粘膜を健康に保つほか、抵抗力を高める効果があります

３．カルシウム

カルシウムには、骨や歯の構成成分になり、私たちの体に最も多く存在するミネラルです。また、血が固まるのをサポートする働きや、ストレスを和らげる効果があります。

上記の他にも疲労回復や美容に欠かせないビタミン類が豊富に含まれているので、夏バテ解消にはもちろん、体調を整えるにはベストタイミングなこの時期にぴったりな食べ物ですね。

東西で蒲焼きは違う？（開き方編）

関東では、うなぎは背側から開きます（背開き）。昔、江戸の町には侍が多く「切腹」を連相させる腹開きは縁起が悪いとされ、背開きが主流になったと言われています。また、1700年代の江戸時代には熟練した料理人が少なく、難易度の高い腹開きができる職人も限られていたのではないかと言われており、そこで背側から開くと大人しく捌きやすい背開きが採用されたとも言われています。さらに、うなぎの腹には、脂がのっているので、その旨みを逃さないために背開きが好まれたという説もあります。

一方、関西では、腹開きが主流です。江戸の町が武家社会だったのに対し、上方は商人文化だったので、「腹を割って話す」ということを意味する腹開きが好まれたと言われています。

東西で蒲焼きは違う？（焼き方編）

関東風の蒲焼きの特徴は、素焼きにしたあとに蒸します。昔、江戸の町では単身者が多かったことから、１人前用に早く美味しく提供することが求められていたため、うなぎを1度素焼きにして、そのあとに箱に入れてうなぎをふっくら柔らかく蒸し上げ、お客さんが来るまでにそこまで下ごしらえをします。注文が入ったら、タレを塗ってサッと焼けばできあがり。関東風の蒲焼きは、一度蒸しているため脂が程良く落ちてさっぱりした味わいと、関西風に比べて、身が柔らかく、ふんわりした食感が特徴です。

一方、関西風は、うなぎを開いたらダイレクトに焼き、焼く技術で身を柔らかくします。また。ご飯の中にうなぎを入れて身を柔らかくすることも多いと言われています。関西風の蒲焼きは、蒸す工程がないため、脂が乗ったうなぎ本来のコクのある味わいと皮はパリッとしていて関東風に比べて、身に弾力があり、食感がしっかりしているのが特徴です。

最後にヤマサコウショウのオンラインショップでは、宮崎県産　特大うなぎ蒲焼きと

鹿児島県産　特大うなぎ蒲焼きを販売しております。