もうすぐお盆がやってきます。お盆といえば帰省して家族が集まってみんなで賑やかなに過ごす方が多いかと思います。今回はお盆が近づいているということで、お盆についてご紹介していきたいと思います。
お盆って何？
お盆とは、ご先祖様をご自宅にお迎えしてご供養する夏の風習です。
「お盆」は仏教における「盂蘭盆会」または、「盂蘭番」を略した言葉とされています。
語源は、サンスクリット語の「ウランバーナ（逆さに吊り下げられた苦しみ）」です。
盂蘭盆会って何？
盂蘭盆会とは、その昔、お釈迦様のお弟子である目連尊者が亡き母を救う話が由来になっていると言われています。
盂蘭盆会の由来となったお話
目連尊者の母親は子である目連尊者を溺愛するあまり周囲の不幸に無関心だったことが原因で餓鬼道（飢えと渇きに苦しむ世界）に落ちてしまいます。餓鬼道に落ちた目連尊者の母親は逆さ吊りにされ、食べ物や飲み物全てが火となり飢えと渇きに苦しんでいました。神通力を持っていた目連尊者は、苦しむ母親の姿を目にしてお釈迦様に相談したところ、夏の修行を終えた７月１５日に多くの僧侶たちを招いて「供物を捧げて供養すると良い」という教えを受けます。それに従って供養したところ、その功徳によって母親は極楽往正を遂げたと言われています。
上記は仏教の伝来によって取り入れられた風習ですが、日本各地には古来から夏の時期には祖霊を祀る習慣があったと言われ、日本古来の風習と仏教の考えが混ざり合った結果、現在の日本のお盆は、家族や一族が集まって、ご先祖様や故人様を偲び、供養する行事として定着しています。
お盆になすの牛ときゅうりの馬を飾る意味は？
お盆の時期になると、なすの牛とときゅうりの馬を飾る家が多くあると思います。
その意味は、お盆の時期になるとご先祖様や故人様の霊が家に戻ってくる際の行き来する乗り物として作られたと言われています。
きゅうりの馬は、一刻も早く家に帰ってきてもらい、「少しでも長くこの世にいてもらいたい」という願いが込められています。
なすの牛は、帰る時は「景色を楽しみながら、ゆっくりと帰ってもらいたい」という願いが込められています。
どうして、なすときゅうりなのか？
なすときゅうりは、夏野菜としてお盆の時期に多く収穫され、入手するのが簡単だったからといわれています。また、沖縄ではサトウキビをあの世に帰るときに使う杖に見立てて、お供えしているそうです。
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お盆は家族が集まるということで、家族で囲んで食べる食といえば「おでん」です。
「暑いのにおでんはちょっと…」と思う方が多いと思います。
しかし、ヤマサコウショウがおすすめするのは、「冷やしおでん」です。
夏の暑さに胃腸が疲れ気味の方、夏バテで食欲が落ちてしまっている方には特にオススメです。冷やしおでんならではの夏の食材を入れて美味しく夏を感じられる料理になっています。例えば夏野菜のトマトやナスそして、ヤマサコウショウのジューシーな「牛たん入つくね」を入れたり…。想像するだけでお腹がすいてきます。
夏野菜には、疲労回復やむくみ改善、美肌美白効果、免疫力アップなどの効能がある食材が多くあります。
お盆で集まるご家族と一緒に、牛たん入つくねと夏野菜を入れた「冷やしおでん」はいかがてしょうか。
