知っていて役に立つ!お中元の基礎知識・マナー
皆さんこんにちは!
通販スタッフの阿部です。
お中元の時期になりましたが、皆さんは
日頃からお世話になっている方への贈り物は
もうお決まりでしょうか?
今回は、改めて「お中元」を贈る意味や基礎知識・マナー
についてお話していきます!
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中元とは?
中元は中国の道教が由来で、日本ではお世話になっている人へ
品物を贈る「お中元」の風習として根付いています。
中元は、中国では神様にお供え物を献上して祝う日とされていました。
これが、日本伝来すると、お盆と結びつき、亡き人の霊に物を供えて
供養するようになりました。
この風習が、やがて仕事でお世話になっている人や親戚などに、
夏の挨拶を兼ねて贈り物をする習慣に変化し、それを「お中元」と
呼ぶようになったといわれています。
お中元を贈る時期は、7月初めから15日頃とされていますが、地域に
よっては7月中旬から8月15日頃までというところもあるようです。
お中元に食べ物を贈ることが多いのはなぜ?
お中元と食べ物の関係には、日本人ならではの考え方が
現代にまで根付いているといわれています。
民俗学者によると、元々日本では酒や米などの食材には特別な力が
宿っていると考えられており、霽(は)れの日のお供え物として用いられていました。
それらを人々で分かち合って食べる、神様と人間の共同飲食(共食)のために
食べ物の贈答が始まったといわれています。
お世話になっている方に、お中元を贈ろうと思っていても、
いったい何を贈ればいいのか分からない方もいらっしゃいますよね。
そんな方々の為にお中元に適した贈り物は何か、贈ってはいけないものは
あるのかなど、お中元の選び方について詳しく紹介していきます。
代表的な贈り物
■季節的な商品・・・・・アイスクリーム、ようかん、ゼリー、そうめん、そば等
■スイーツ・果物・・・・和菓子、洋菓子、桃、メロン、その他果物等
■食品・・・・・・・・・肉、カニ、海鮮・水産加工物、肉加工品、干物、調味料等
■飲料・・・・・・・・・アルコール、ジュース、コーヒー、お茶等
■生活用品・・・・・・・洗剤、タオル、日用品、カタログギフト等
日持ちするものは、消費が少ない方でも消費期限をあまり気にすることなく
ゆっくり楽しむことができますので、喜んでいただけるかもしれません。
贈ってはいけない物
■ハンカチ・・・・・・「手切れ」を意味します。
■現金・商品券・・・・「金品を恵む」という意味に捉えられ、目上の方には大変失礼にあたります。
先方のことを考えてではあっても、中にはこのように贈答品としてふさわしく
ないものもありますので、贈り物は慎重に選びましょう!
これまでの人生を振り返ると、学生時代の恩師や職場の上司や先輩など、
多くの方に支えられて現在に至っていると思います。
お中元の風習を通して、お世話になっている方への恩を深めましょう!