ボイルしゃこえび
しゃこえびの旬の時期は、3月~5月の春から初夏にかけてと
10月~12月の秋から初冬にかけての2回あります。
それぞれの旬に違いないがあるそうです。
ヤマサコウショウでは、4月下旬~6月初旬限定となっております。
【春から初夏の場合】
・産卵期が近いため、子持ちのシャコが多く、漁獲量も多くなる
・卵巣の部分はコクがあって美味しい
【秋から初冬の場合】
・産卵期を終え、身が詰まってくる
・特に11月以降は脱皮をするため、後ろ半身が甘くて美味しい
シャコは通年漁獲されますが、旬以外の時期では
餌をあまり食べないために痩せてしまっていたり、
産卵期を過ぎたことで身が詰まっていないこともあり、
漁獲量も少なくなっているそうです。
シャコの特徴・生態
甲殻類の一種でもあるシャコは、湾内や内海に棲息していて、
普段は海底の泥の中に巣穴を掘って潜んでいます。
貝や魚などを捕食して食べているシャコですが、その捕食方法は、身体の前にある大きな脚を高速で動かすことによるパンチで貝殻を割るといったもので、家庭で飼う場合も、
水槽のガラスを割ってしまうこともあるそうです。
シャコはエビではない
シャコの大きさは12~15センチほどで、地方ではシャコエビと呼ぶ場所もあることからエビの仲間と思われがちですが、シャコとエビは遠い関係であることが知られています。
生物学的にも属する分類が違いますし、エビよりも大きいサイズであることも、エビとの違いとなるそうです。
シャコの栄養価・効能
・銅 ・マンガン ・ビタミンA
・ビタミンB1 ・ビタミンB2
・ビタミンB12 ・タウリン
シャコは銅やマンガンといったミネラル類や、ビタミンA、ビタミンB1といったビタミン類が、エビよりも豊富に含まれています。
また、「高血圧を改善する効果や善玉コレステロールを増やす効果」のあるタウリンも豊富に含まれています。
シャコのさばき方
①沸騰した湯に塩を入れ、茹でる
②身に火が通ったら、ざるに上げる
③頭の付け根をハサミで切り落とす
④腹を上にして、身に沿って尻尾をV字型に切り落とす
⑤胴体の両脇を切り落とす
⑥身を親指で押さえながら、腹の皮を尻尾側から剥く
⑦背の皮を尻尾側から剥く
シャコのさばき方は、他の甲殻類と同じようなさばき方で問題ありません。
また、包丁を使うことなくハサミでさばくことが出来るため、比較的簡単に処理をすることが出来ます。
是非、この旬の時期に味わって頂きたい一品となっております。
4月下旬~6月初旬限定ですので、お早めにご予約のほうお待ちしております。